箏曲の名作、名演を、四季のうつろいを感じながらお楽しみください。大正から昭和にかけて「新日本音楽」をけん引した第一人者、宮城道雄の代表的作品・演奏を中心とした41曲です。17世紀に箏(琴)の手法を確立した八橋検校の古典的作品はもちろん、島崎藤村(作詞)や北原白秋(作詞)と宮城道雄とのコラボレーション作品も収録。昭和初期のSPをリマスタリングした貴重な箏曲のベスト作品集です。
収録曲:
「春のおとづれ」
宮城道雄[作曲] 宮城道雄[箏]、吉田晴風[尺八]
「春の海」
宮城道雄[作曲] 宮城道雄[箏]、吉田晴風[尺八]
「春の曲」
古今和歌集より 春の部の和歌六首
吉沢検校(二世)[作曲] 萩原正吟[箏]、大橋鴻山[尺八]
「若菜」
大坂の前田某[作詞]松浦検校[作曲]
吉田晴風[尺八]、吉田恭子[琴・唄]
「うてや鼓」
島崎藤村[作詞] 宮城道雄[作曲]
宮城道雄[琴独奏]、宮城合奏団[琴合奏・唄]
「船唄」
宮城道雄[作曲] 宮城道雄社中、晴風会会員、田辺尚雄[玲琴]
「谷間の水車」
宮城道雄[作曲] 宮城道雄[箏]、吉田晴風[尺八]
「六段」
八橋検校[作曲] 宮城道雄[箏]
「八段」
八橋検校[作曲] 宮城道雄[箏]
「瀬音」
宮城道雄[作曲] 宮城道雄[箏]、牧瀬喜代子[小十七絃]
「根曳の松」
松本一翁[作詞] 三橋勾當[作曲] 吉田晴風[尺八]、吉田恭子[唄・箏]
「難波獅子」
継橋検校[作曲] 吉田晴風[尺八]、吉田恭子[唄・箏]
「みだれ」
八橋検校[作曲] 宮城道雄
「衛兵の交替」
宮城道雄[作曲] 宮城道雄[箏]
「ロンドンの雨」
宮城道雄[作曲] 宮城道雄[箏]
三つの遊び:「まりつき」/「かくれんぼ」/「汽車ごっこ」
宮城道雄[作曲]宮城道雄[箏]
「数へ唄変奏曲」
宮城道雄[作曲] 宮城道雄[箏]
「さむしろ」
在原勾當[作曲] 宮城道雄[指揮]、東京音楽学校邦楽科
「線香花火」
宮城道雄[作曲] 宮城道雄[箏]
「風鈴」
宮城道雄[作曲] 宮城道雄[箏]
「夕顔」
菊岡検校[作曲] 吉田晴風[尺八]、吉田恭子[唄・箏]
「楓の花」
尾崎宍夫[作詞] 松阪春栄[作曲] 萩原正吟、三熊孝次郎[尺八]
「秋風の曲」
宮城道雄[作曲] 宮城道雄[箏]
「秋の曲」
古今集より
吉沢検校[作曲] 宮城道雄[箏]
「秋の言の葉」
池田茂政[作詞] 西山検校[作曲]
(初代)池田静山[尺八]、北川雅楽能[箏本手]、中島雅楽之都[唄・箏替手]
「秋の調べ」
小林愛雄[作詞] 宮城道雄[作曲]
宮城道雄[唄・箏]、吉田晴風[尺八]
「こほろぎ」
宮城道雄[作曲] 宮城道雄[箏]、吉田晴風[尺八]
「鈴蟲」
宮城道雄[作曲] 宮城道雄[箏]、吉田晴風[尺八]
「コスモス」
北原白秋[作詞] 宮城道雄[作曲] 宮城道雄[箏]、吉田晴風[尺八]
「セキレイ」
北原白秋[作詞] 宮城道雄[作曲]宮城道雄[箏]、吉田晴風[尺八]
「秋の夜」
小林愛雄[作詞] 宮城道雄[作曲] 宮城道雄[箏]
「茶の湯音頭」
横井也有[作詞]菊岡検校[作曲]、八重崎検校(箏手付)[作曲]
荒木古童 (三世)[尺八] 福田きく[唄・三味線]、河田登宇[箏]
「儘の川」
宮腰夢蝶[作詞] 菊岡検校[作曲]
荒木古童 (三世)[尺八]、福田きく[三味線]、河田登宇[箏]
「千鳥」
宮城道雄[作曲] 宮城道雄[箏]
「千鳥の曲」
吉沢検校(二世)[作曲] 中島雅楽之都[琴・唄]、倉川簫山[尺八]
「磯千鳥」
宮城道雄[作曲] 吉田晴風[尺八]、吉田恭子[箏]
「四季の調べ」
今井慶松
琴古流尺八「酒」
吉田晴風[尺八]、吉田恭子[箏]
「黒髪」
今井慶松
「四季の眺」
殿村平右衛門[作詞] 松浦検校[作曲] 吉田晴風[尺八]、吉田恭子[箏]
「新高砂」
寺島花野(初世)[作曲] 吉田晴風[尺八]、吉田恭子[箏・唄]